ムコダインで悪い物が流れ出て、呼吸が劇的に改善された。
漠然と思い立って、サプリを再開してしまってから変わった事。
父の覚醒率はグンと高くなりました。

ただ、それが現在の父にとって良い事なのかと考えると疑問なのだ。
もう少し前の言葉が出て会話が出来たいた頃なら…
少量であっても、美味しい物が食べる事が出来た頃なら…
覚醒率が高くなる事は楽しみが増える事に繋がったはずだ。

今は…どうよ?
辛いだけなんじゃないのか?
何の楽しみも無く会話が出来る訳じゃない。美味しい物も食べられる訳じゃない。
ボ〜っとしていた方が幸せなんじゃ無いかと思っちゃうこともある。
脳の血流を上げるとされているサプリメント。もっと早いタイミングで試したかったと思ってしまう(その頃は無かったのだから仕方ないんだけどね)。

そんな思いもあって一時は止めてしまって居たのだが…生命を維持する為に少しでも役立つかな〜?とかの思いで再開してみたのだ。
でも、やっぱり父の事を考えると少々辛い。
父にとって何が良い事で、何が悪い事なのか…


前回の肺炎での入院時に見直された栄養量と水分量。
当初はこんなに減らしてしまっては、栄養も水分も足りずに父は速攻で死に至ると思っていた。
死なないまでも衰弱してしまうのだろうかと…
でも、父は栄養を減らす前よりも状態は落ち着いている。
心配していた栄養状態も全く問題が無いのだ。
水分に至っても減らした事で浮腫が無くなり、呼吸を不安定にしていた痰の量も激減した。
結果、私の心配をよそに良い方向に進んでいる。


ただ、これは運動量が無いことが影響しているのだろうが…体中の筋肉が衰えてしまいガリガリに痩せてしまった事だ。
背骨も骨盤や鎖骨、骨と言う骨が全て浮き出てしまい仙骨に至っては皮一枚で覆われている様な状態。
褥瘡なんて出来てしまったら骨が露出してしまうだろう状況なのだ。
幸いな事に今のところは皮膚の状態を良くする様に漢方が処方されているからか、深刻な皮膚トラブルは起きていないのだが…
今後、父の体力は衰えて行く事はあっても良くなる事は皆無だ。
父にとってはどんどんと辛い状況が迫って来るんだろう。
それをサポートして行くのは…至難の業だよ。
私はやって行けるのだろうかと、不安な毎日を過ごしているのだ。



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呼吸の心配が無くなっても…
ちゃんと次の不安は発生するんだよな〜〜

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