今日はレビーだけじゃなく、認知症全般のお話です。

このお話は、プロローグで書かなくてはならなかった内容です。

追記って事で…(なにせ、おつむも性格もゆるゆるですので申し訳ありません)


認知症を疑い受診する際にはっきりと確認したい事柄として
Dr.コウノが作られたコミュニケーションシートがあります。

クリックで大きく表示します。

これって、凄いと思った。
このシートの中には、初診時に聞きたいことが全部詰まってるから。
初診の時って、先生の人柄もわからないし何を質問していいのかわからない。
最初から事前に認知症の知識を持ち合わせている家族なんて少ないと思う。
そんな時に大いに役立つ一品ですよ。(TVショッピング風味で…)

診断について、「わからない」「今ははっきりしない」と答えて下さる医師は良い先生なのだとDr.コウノは言っておられます。
何故か?
「これは、老化による認知症」と診断する医師はダメなのだと…。
確かに身体的な老化があるように、脳にも老化による衰えはあるのだそうです。
しか~し、家族が病院につれてくる程の症状は老化による衰えなはずは無いのです。
「歳相応のボケですよ」と言われたら、次の病院を探しましょう。
そして、コウノメソッドを読み、適切な治療につなげて行きましょう。


コウノメソッド実践医の紹介はドクター・コウノの認知症ブログフェルガード ドットコムに掲載されています。
また、認知症を学ぶ会の掲示板でも近くの実践医を紹介して頂けるかも。



おまけ

レビーと同様に、新しい認知症として最近耳にする様になったピック病があります。
40〜70歳代で下記の項目に3つ以上当てはまったら要注意です。参考までに。

1  状況に合わない行動
身勝手な行動、状況に不適切な悪ふざけなど

2  意欲減退
原因不明のひきこもり、何もしない

3  無関心
服装や衛生状態に無関心になり不潔になる。
周囲の出来事に興味を示さなくなる。

4  逸脱行為
万引きなどの軽犯罪を繰り返す。反省しない。

5  時刻表的行動
散歩等を決まった時間に行う。止めると怒る。

6  食物へのこだわり
毎日同じもの(とくに甘いもの)しか食べない。
際限なく食べる場合もある。

7  常同言語、反響言語
同じ言語を際限なく繰り返したり、他人の言葉をオウム返し。
静止しても一時的に止めるのみ。

8  嗜好変化
好きな食べ物が変わる。飲酒、喫煙が大量になる。

9  発語障害、意味障害
無口になる。
はさみ、めがね等を見せても言葉の意味や使い方がわからない。

10 記憶、見当識は保持
最近の出来事などは憶えているし、日時も間違わない。
道にも迷わない。



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