今日はそこそこ反応してくれる父だ。
朝の「おはよう〜」は、予想に反した大声で私の方が驚いた。
その後は私の問いかけに、8割方返事をしてくれた。
まあ、ここ最近では上出来の部類に入るだろう。

だが、涎が多く痰がらみの咳がひっきりなしに出る。
私も痰吸引は下手ではないと思うのだが…父も気管に入れられると痰がきれいになってスッキリすることは理解しているのだが、苦しいのも判っているので無意識(意識的かもしれないが…)にブロックする。

父は嚥下の低下で胃ろうにしたわけではなく(多少はあるが)起立性低血圧の為、食事中に意識が朦朧となるので誤嚥の危険を回避する事を目的として胃ろうにしたので、舌もよく動くのだ。
もちろん、今でもゼリー状の物はしっかりと飲み込む事ができるのだ。

ここのところは、血圧も高いくらいで意識が無くなったり呼吸が止まる程の血圧低下も見られなかった。
抑肝散に含まれている甘草のせいかもしれないが…。
この甘草の副作用を上手にコントロールできたら、父はまた食事ができるようにならないだろうか?
無理とは解っていても、夢は広がる。

だって、美味しい物を食べさせてあげたいな〜と思うと……胸がキュンと痛くなるのだ。