こぶたのきもち

両親の介護とこぶたのくらしっぷりだよ〜ん                                                父はレビー小体型認知症と10年以上も戦い旅立ちました。                                           現在は何の因果か、これまたレビー小体型認知症の母とレビーに挑んでいます。

2011年09月

人は二度死ぬ

実家の菩提寺(同じ曹洞宗だが私の嫁ぎ先とはお寺が違う)のご住職は、独身で私と同世代だ。
色んな分野に長けており、楽しい性格の方だと思われる。

父の葬儀でもお説教の代わり?に、とても通る良い声で御詠歌を唱えてくれた。


お盆供養の時もそうだったが、供養後の説法と言うのか説教と言うのか…
ユーモラスに手振り身振り付きで、笑いが起るお話なのだ。

笑い渦巻くその中に、知らず知らずに仏教の教えが散りばめられている。
お盆の時には、縁のある故人だけではなく、有縁無縁に関係無く故人の周りに居る精霊全てを供養する気持ちで手を合わせ、供物を供えるのが供養だと話された。

ま、何処のお寺のご住職も内容的には同じことを言っていらっしゃるのだろうが、ご住職の話に笑いが起きたり「家でもそんな事があったわよ」等と、檀家のおばちゃんやら婆さん達から合いの手が入る事などは無いだろうと思われる。

今回のお彼岸の供養後のお話もお盆同様そんな風だった。
この日は久しぶりの晴天で、気温も上がり本堂も汗ばむ位に暑かった。

開口一番。

本当はワシもパンツ一丁に衣(夏のスケスケのだから…)を着てやりたいところですが、皆さんが目のやり場に困るので止めておきました。
と、ドッと笑いを取る。
今年は災害が続いた事に触れ、命を落された方々の冥福を祈っている事を話され。輪廻転生へと話は流れる。

ワシは独身で寺で独り暮らしだが、な〜んにも寂しく思たことは無いですよ。
声をかければ、納骨堂からカタカタと返事がありますしね〜 Σ(@д@;)ソレッテ…コワクネ?

前列の婆さまが ヒィィ(((( ▽|||))))ィィィッッ~~ と言ったのをすかさずキャッチ!
この世の物で無いから気持ちが悪いんですよ。
自然な物(現世の物)は受け入れられるが、不自然なものは気持ちが悪い物と思い受け入れられないと…

人は肉体から魂が離れ最初の死を迎えるんですよ。
その後しばらくの間は、ことあるごとに故人を偲び思い出されるが、その内に忘れ去られて行っちゃう。
誰にも思い出されなくなった時が、二度目の死を迎える事になるんですよ。そうでしょ?

そんな事が無い様にお彼岸にはこうやって、故人を偲び供養しましょうと絞められました。


人は二度死ぬ。
確かにそうかもしれない。。。

私なんか、夫は6歳も年上だし思い出してくれる子供も居ないし、速攻二度目の死を迎えるな。
供養してくれる人も居ないし、自分で徳を積んで早く輪廻転生だわよ。
さっさと地球に戻って来てやるわよ。( ̄∇ ̄;) ハッハッハッ



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彼岸供養と納骨堂のお引っ越し(魂入れ)に行って
帰りに「料理の上手なあなたに…」とご住職から南瓜を頂いたのですが…
また、何か作って私にも下さいってことかしら?

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Revolution

ご住職の話よりも、こっちの話が先だわよ!

ってことで…
先だって行なわれた『第12回に本認知症ケア学会』の2日目である9月25日に河野和彦先生(Dr.コウノ)が一時間に渡りレビー小体型認知症の講義をしたのだ。が…

講義の前にケア学会で講義をすると告知していた、ドクターコウノの認知症ブログにドクターコウノからのメッセージとして『認知症を理解しないすべての医師を敵に回す覚悟で望み、特攻のあと、ブログの存続が不可能になる場合を想定してここでお別れの言葉といたします』とあったのだ。


実のところ、私としては心中穏やかではなかった。

ま、結果としては講義は大成功とのこと。(詳細はドクターのブログを読んで下さい)


私が河野先生の名を知ったのは、父がレビーの診断を受けてから間もなくだったと思う。
まだ「コウノ博士の認知症大講義」と当時勤務医をしていた病院からの発信だったと思う。
それ以来どれだけのレビー患者と介護家族を救って来た事か…
そんなドクターのブログが存続不可能などとは、絶対あってはいけない。

ドクターは、認知症医療の改革にはまず医療批判からだと言い、撃沈覚悟で戦いを挑む覚悟だったようだ。


医師会はどの様になっているのかは、下々の私達の耳に入るのは噂話の域でしかないけれど…

本当に、どうなっているんだよ!

厚生労働省と製薬会社との間では、私達の知り得ない密約が交わされているか?
薬は量を間違えれば毒となる事は、素人の私達にだってわかるのだから…

もうこれ以上レビー患者とその家族を苦しめる様な治療をストップさせて欲しいのだ。

そんな時代の幕が上がるまで河野先生には戦って欲しいと願っている。
そして、レビーに関心を持っている医師達も立ち上がって欲しいと願う。
現在の認知症治療に、革命が起きる事を願って止まない。



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幾ら早期発見がでけたとしても、
今のままだと認知症の治療には希望は見いだせないと思うのだ。

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9月のおしゃべり会

24・25日と連日出て歩いたら、何だかお疲れ目〜〜
知らない間に年齢を重ねているんだな〜と実感。
疲れがなかなか抜けないのだ〜


今回はホテルのレストランの個室プランを使ってみました。(最初からおしゃべりに没頭しちゃって、画像は一枚もありましぇん…)
先ずは今回の参加者は5名、初参加のnoanoaさんnoanoaさんのお母さまくまんまさんkennさん。そんでもって、こぶたでした。
最初はnoanoaさん(以前に個人的にお会いした壺&変なオヤジの方です…爆)と室蘭から遠路はるばる参加頂いたお母さまのご相談でした。
疑り深い?娘さん同様、お母さまも最初は怪しいと思っていたようです。(笑)
kuririnさんからのプレゼント『認知症 家族を救う治療革命』を読まれて「何故にこんな良い話がもっと大々的に広まらないのか?」と思われたのだそうです。
この本を読むまで知らなかった事ばかりで…良くなった事ばかり書かれているし「やっぱり疑わしい胡散臭いわぁ〜」と思っていらしたようです。(*´・ω・)(・ω・`*)ネー

noanoaさんのお父さまはアリセプト10mgを二年間も飲み続け、抗パ薬も二種類てんこ盛りに処方されております。
現在は会話は成立せず、最近では歩行も怪しくなって来たようで施設入所を勧められていると話されました。
noanoaさんにお会いした時にアリセプト10mgは危険な事を話していたのですが、noanoaさんからその事を聞いたお母さまはその日からアリセプトは止めたのですが、大きな変化は感じられないと最初は言っていました。
が…
お話を続けているうちに、ダラダラと出ていた鼻水が止ったとか、そう言えば…と大きな変化は無いものの小さな変化が多数ある事に気付かれたようです。

帰りの汽車の時間もあり早めに帰られたのですが、帰り際に「また来ますね。今日はとっても楽しかったですよ」と言って頂けた事は嬉しかったです。

お母さまの「子供は親に介護が必要になったとしても老いたのだから仕方がないと思えるでしょうが、妻は夫に介護が必要になる事はとても堪え難い出来事なのですよ」との言葉はとても重くズンと来ました。

70歳を過ぎても、◯◯ちゃんとお互いにちゃん付けで呼び合う仲の良い素敵なご夫婦ならではの言葉なのだろうと思った私なのです。(我が家もちゃん付けで呼んでるよ〜(〃∇〃) てれっ☆)

そんなお母さまに我が家の父が最後の数年は寝たきりだった話をした時に「夫もいずれは寝たきりになるんですか?」と聞かれました。酷だとは思いましたが正直に答えました。
パーキンソンニズムが強く出ている様なので…「なります…」と答えたのですが、「そうですか…」と涙ぐみ声を詰まらせた姿に、もっと違う言い方はなかったのかと後悔しました。

でも、くまんまさんに「いずれは寝たきりになるのだとしても、一日でも長くご主人が動ける様に楽しく生活出来る様に考えて行きましょう」とナイスフォローしていただけ感謝でした。

そうだった!

そうだったんだ!!

お母さまにも「こぶたさんは利益にもならないのに、何故”おしゃべり会”をしているんですか?」と問われました。
私は父がレビーと診断された時に同じ不安や悩みを持つレビー介護家族に出会いたいが為にホームページを作ったんだ。
そうして、ネットのレビー介護家族の仲間にう〜んと助けられたんだ。
だから、恩返しのつもりでネット環境に無い方々ともレビーの情報を交換するべく始めたおしゃべり会なのだと、利益は無いと言われるけれど、ハートに利益はいっぱいあるんだ〜と…
くまんまさんの言葉で再確認させてもらいました。ありがとうございますぅ〜

夜にnoanoaさんからのメールで『母も親子なもので、壺かと、胡散臭い疑いの気持ちを抱いたまま参加しましたが、とてもとても楽しかったと言ってました。又、参加したいとの事です。
皆さん、気さくで楽しかったと言ってました。
いずれ寝たきりになるというのには、かなりショックを受け、帰りも落ち込んでいました。』と…

お母さま、一人じゃ無いですよ。仲間が居ます。
お父さまが一日でも長く歩ける様に、少々トンチンカンな事が生じてもお母さまと楽しく寄り添って行ける様に踏ん張りましょう。今度お会いする時にはそう声を掛けさせて頂きたいと思っています。


そしてそして、今回遅れて参加したkennさん。

時間を過ぎてもなかなか現れないので電話を入れることにしました。
電話の向こうから開口一番。

何時もの”こだわり”が始まっちゃって〜(´д`;)」

あっ、以前に伺っていたお父さまの”こだわり”と言う不穏だなと思ったので「落ち着かれたらいらして下さいね〜
と言って電話を切りました。

諦めていたのですが、デザートが運ばれて来る頃に到着できました。


kennさんの話によると、最近はしばらくの間なりを潜めていたのにメマリーを10mgに増量したら”こだわり”が復活したので5mgに戻して様子を見ている最中なのだそうです。

最終的にはくまんまさんとkennさんと三人でお店の方が「そろそろお時間ですが…」と声をかけられるまでしゃべり倒してまいりました。 (・´艸`・)

来月は京都へ行く予定でおります。
京都&東京の介護仲間にお会いして最新情報を仕入れてこなくっちゃだわよ。
来月のおしゃべり会で何かお伝え出来る情報があればいいな〜〜



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次回はお彼岸のご供養で実家の菩提寺の
すっとぼけたご住職のありがた〜いお説教の事でも…

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ついに…

昨日、遂に旭岳に初冠雪。
全国ニュースにも取りあげられていた。
気温は10月上旬並みとか何とか…
昨日は陽射しがあったのでちょっと暖かかったが、風は秋の風だわよ。


早朝?からの更新だけど…

ベルさんが「ご飯ちょうだい」と足を噛みだしたし…

最初甘噛みだったけど…今は穴が開きそうな位に痛くなって来た。


あっ…夫も起きだして来た。(コーヒー落とさなくちゃ!)



今日は「おしゃべり会」。

大きな悩みを抱えてる方も参加予定。
帰りにはぴかぴかの笑顔で帰れる様に祈るだけです。
母はディの日だし、じっくり&ゆっくりとおしゃべりして来ようと思っています。





おしゃべり会の報告は
後ほど〜〜

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秋が…無い

お知らせ

9月24日(土)札幌ぴかぴか組おしゃべり会を開催致します。
場所も決まりますたよ〜♪
詳細はこちらをクリックして下さい。
若干人数に余裕がありますので、本日のPM3:00まで受付致します。
参加をお待ちしています。




一足飛びに冬じゃあんめいか?
数日前まで暑くて…
何時になったら秋がくるのかと思っていたら…
秋を通り越して、冬並みの寒さが到来。

本日、室温が20℃を下回りました。。。orz

外気温はもちろんそれ以下でコートが必要な温度です。


秋は…秋は…



何処に行っちゃったのぉぉぉ!!!



母も着膨れて動きが怪しいのですよ…
転んだら大変なので、オイルヒーターをつけるのだが…気が付けば消されている。
ご丁寧にカバーまで掛けて奥の部屋に仕舞われているのだ。
そうして、だるまさんの様に着膨れているのだ。(;-ω-) =3 ハァ~





エコのつもりかぁ?そうなのかぁ?
でも…エコとも違う気がするのは…私だけ?

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