こぶたのきもち

両親の介護とこぶたのくらしっぷりだよ〜ん                                                父はレビー小体型認知症と10年以上も戦い旅立ちました。                                           現在は何の因果か、これまたレビー小体型認知症の母とレビーに挑んでいます。

2008年10月

勉強会まで、あと一週間

父の状態は一向に進展は無い。
現状維持を保っている。

本日、今月二回目の往診日である。
二ヶ月前の血液検査では、ナトリウムの数値が低かった。
なので1日3gの塩をラコールに混ぜて注入してきた。
二ヶ月後の今回、どのくらい改善されているかと言う事で血液検査の為の採血。
結果は後日。

父は静脈を腕からも足からも確保は無理なお方です。
なので鼠径部の太い静脈から先生直々に採血するのですが…痛そうです。
あまり表情を変える事の無い父ですが、眉間に皺を寄せおもいっきりショッパイ顔をしてました。
そんでもって、本日は採血に加えてニコリン筋注も…。
先生も往診のナースも「痛くて、ごめんね〜」と思わず口から出てしまう。
それでも父の口からは、一言も「痛い!」とは漏れなかった。
本当に反応にぶにぶになっちゃったんだね。



と・・・、あんまり良い話が無かったのだが、
帰り際に先生が突然

河野先生が来るのは、来週だよね」と…。

よ、よ、8日の土曜日です

ネットでね申し込んでおいたので、何事も無かったら参加させてもらおうかと思ってるよ

と、言っていただき、一気に気持ちが晴れていくような気分になりもした〜。



Hoviceさんから先週いただいたお知らせには、全国版ではないけれどフェルラ酸の事が朝日新聞に掲載された事と、

  ↑
クリックすると大きく表示されます。


今回の勉強会では医師の方が19名の参加申し込みがある事が書かれていました。
後若干の余裕もあるそうなので、参加希望の方は今からでも間に合いそうです。
私も、もちろん参加させていただきま〜す。



第二回Dr.コウノ認知症勉強会

テーマは「認知症の早期発見から重症患者のケアまで」
日時:11月8日(土) 15:00~18:00
会場:北海道自治労会館5Fホール
   (℡011-747-1457)
    札幌市北区北6条西7丁目
対象:認知症介護従事者、認知症患者ご家族、
   認知症に関心のある方
入場:無料 、参加ご希望は事前申込が必要です
主催:認知症を学ぶ会・北海道事務局(有)ホービス内

こちらから申し込みが出来ます。



今日も雨

ここ数日の天気は、雨模様で気温も一気に下降した。
昼間だと言うのに、どんよりと暗い。

父の昼夜逆転の要因は、hokehoke先生の指摘のように日光不足の様だ。
抑肝散一包でぐっすりと眠ってくれていたのだが、最近は効果無し。
今現在(日付はとっくに変わったが…)も、オメメぱっちりの父がモニターに映し出されている。
眠剤の導入も相談しなきゃだな〜。

それでも、今日はリハビリのおねぃさんには「はい」と大きな声でお返事してましたけど…(ーー


娘の心配をよそに、父は元気だった時と同様にすっとぼけた爺様なのだ。。。

いたちごっこ

父の傾眠の原因と考えられるのに、ナースSさんから頂いたコメントにもあるように脱水が考えられる。
父の寝ている部屋の室温を上げる為にオイルヒーターを使用している。
その他に家の主たる暖房は石油ストーブ。

父は日中はタオルケット&ダウンケットを掛けている。
タオルケットを胸まで掛け、お腹から下にダウンケットを室温を見ながら調整しているのだが…。

母にも何度となく説明しているのだが、気がつくと父は肩まですっぽりとダウンケットに包まれて大汗をかいているのだ。
これは、母が認知症だからと言うのではなく、母の性格なのだろう。

私は子供の頃一年中、厚着をさせられていた。
おかげで汗をかいたあとそれが冷え年中風邪をひいていた。
母に言わせれば、私は虚弱体質なのらしい…(ーー
今に思えばストレス性の疾患だったのだと思うのだが、子供の頃は原因不明の下痢と嘔吐を繰り返していた。
家を出ていた間は、飲み過ぎ以外に下痢だの嘔吐などはしていない。
そうして、同居をした途端にストレス性の胃腸炎を繰り返しているのだ。
母と私は前世ではどんな関係にあったのだろうか?(こんな事を考えちゃうのは昨日オーラの泉を見ちゃったから?)



今朝も注意をしておいた。
だが階下に行くと…父はすっぽりと包まれていた。

僕のあだ名を知ってるかい♪

軟便太郎っていうんだぜ〜(前回は演歌だったので、今回は懐メロでいってみもした…知ってる人は居る?)てな調子で、2日程ゆるゆるウンチョスだったと思えば、その後は2日程便秘する。

父はお腹(お尻)にも波があるようだ。

気温が下がってくると同時に、多汗も始まる。
自律神経からくる多汗と思われる。何故そう思うかと言うと、私も現在更年期障害で父と同様に胸から上の上半身のみに異常な発汗があるのです。
俗に言う“火照り”だね。
便秘がちになり多汗になると、血圧も不安定になってくる。

昨日の入浴は血圧が高いので土曜日に振替になってしまったし…。

季節の変わり目は、健康な人でも体調管理が難しいよね。風邪をひきやすかったりさ。
おかげさまで(何のおかげか?)、両親も私達夫婦も同居してからの5年間に鼻風邪程度はあったが、寝込む程の風邪は体験していない。(ストレスからの病気はちょこちょこと掛かるけどね^^



そして…
日内変動という小さなサイクルとは違う、大きなサイクルなのか?
傾眠が再開してくる予感なのだ。

先月あたりから昼と夜のバランスがとても良かったのだが、便秘が始まった2日前から朝の目覚めが遅くなって来ている。体内時計がサマータイムを解除した訳でもあるまい。
昼間もしっかりと覚醒していない。
薬による治療の限界は、とっくに超えてしまった父だ。
なので現在は最小限の投薬で見守りの状態に入っている。
唯一、望みの綱はフェルガード。
ミラクルを期待している訳ではない。現状維持を願っているだけなのよ。

レビーに対するアリセプトの有効性の確立?

レビーの夜明けの追記である。
こぶたBBSに投稿された記事をそのまま転記させて頂きました。


治験の仕方が一部判った。
維持量の目標は3mgだそうである。最初は慣らすためそれより少ない量(1~1.5mg)で治療開始するようであるが、最終的には3mgまで増やすことになっているようである。
これでは、良い結果は出ないであろう。
短期記憶傷害が強いレビーは、臨床的にはアルツハイマー+レビー小体型認知症(合併)と診断して何の問題も無いはずである(現在の医学的常識から)。このような患者にアリセプトを服用させることは、保険上なんら問題が無い。
ところがこのような患者にアリセプトを3~5mg投与すると、パーキンソニズムの悪化や、妄想・興奮はがおこる。
これらはすべてアリセプトの副作用である。副作用と言ってしまうと、本来必要な方までアリセプトの使用ができなくなる可能性がある。このため薬剤過敏症とコウノ先生は言っている。
薬の効果があまり無い、パーキンソン病以外のパーキンソニズムにばかの一つ覚えみたいに、L-ドバ製剤(マドパー・イーシードパール・メネシット)などを処方して、幻視・幻覚妄想・興奮を招いて家族を苦しめて平気な顔をしているのが、神経内科の医師たちであろう。
このような医師たちが認知症専門外来を実施している事は、もう犯罪以外の何者でもない。
フェルガードというレビーに有効な武器が見つかった。レビーにアリセプトは不要なのかもしれない。
現在レビーに対してフェルガードのみで改善している方がいる。そういう方にアリセプトの少量投与(コウノメソッドに従った)も不要なのかもしれない。
もっともこれはフェルガードが使用開始されてから2年もたっていない現状では、少し早とちりかもしれないが・・・。

レビーを理解せず、パーキンソニズムと幻覚妄想などのバランスを取ることを考えない神経内科に、アリセプトを使わせるべきではないのかも知れない。
そのためにアルツハイマーとレビーの合併冷で、アリセプトで重篤なパーキンソニズムなどの副作用が出たと厚労省へ訴えるのが良いかもしれない。この連中にアリセプトを使用させとくと、不幸な患者を作るだけだから・・。一部の患者にアリセプトが使え無くなっても、やむ得ないのではないかと考えるこのごろである。
レビーを判らない神経内科医には認知症の世界から撤退してもらいたいと考えるこのごろである。


2008年10月22日 (水) 08時38分

以上がhokehoke先生の追記です。
QRコード
QRコード
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

  • ライブドアブログ