こぶたのきもち

両親の介護とこぶたのくらしっぷりだよ〜ん                                                父はレビー小体型認知症と10年以上も戦い旅立ちました。                                           現在は何の因果か、これまたレビー小体型認知症の母とレビーに挑んでいます。

2008年09月

朗報

今朝の事。

何時もの様に

お父さ〜ん、朝だよ〜

おはよう!

と顔を覗き込んだら、な、なんと…

おはよう!!

と、はっきりと言ったのだ。

わぁ、今日は声が出るね

と思わず言ったら

あぁぁぁ!

と、一段と大きな声を出してくれた。


訪問入浴の時もスタッフの問いかけに、ちゃんと返事をしてました。
失語した訳じゃなかったんだと喜んだのも束の間。

日内変動の激しいレビーです。。。

お風呂から上がった頃には、すっかりフリーズしてました。眼球すら動かさない。(−−{/大汗/})


夜になると幻視が多くなるようで、私の呼び掛けにもあまり反応しなくなるようです。
今日は以前程では無いけれど、涎が多めで吸引も忙しかった。

涎ばかりでもなく、痰の絡みが多いと思っていたら…洗濯物を乾かそうと思ったようで母が除湿器を使っていた。。。
湿度が65%を切らない様に注意するように言ったけど、気が気じゃないの。

これから暖房の事やら(我が家は古い家なので未だに石油ストーブなのだ)注意しなくてはいけない事が山ほどある。

頭が痛いです。
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心配は、母も同様

昨日のhokehoke先生から頂いたコメントで、父が見ているのは幻視だと確信した。

そして、原因らしきものは血圧の薬。
止めてみたら、少し治まって来たようだ。

前日の抑肝散2包が効いていたようで、朝のうちは眠たそうにしていたがその後は何時もどうり、少々の幻視を見ている様子だった。
私の呼び掛けに反応し、今日は言葉らしき声も何度か聞いた。

幻視についても飛んでいるのは「鳥」らしい事を突き止めた。(信憑性には欠けるけどね… ^^{/大汗/})
母も「お父さん喋ったよ」と言っていたが、これについては本当かどうかは判らない。


最近は父より心配になって来た母のこと…。

フェルガードは朝1包だけ飲んでいる。
本当は夜にもう1包と思っているのだが、自分はボケているのじゃないので予防の為の1包で充分なのだと言い張りそれ以上飲む必要は無いと言う。

抗鬱剤で以前から見れば、精神的にはかなり落ち着いているようなのだが、一日中口が動いている(何かしら食べている)のが気がかりなのだ。
食べているか、テレビをつけっぱなしで居眠りをしているかなのだ。
物忘れや突飛な行動も増えて来ている。

最近は口にしなくなったが、以前は物が二重に見えるとしきりに言うので、目から脳まで調べたが後頭部の血流が極端に少ない以外は脳の収縮も認められなかった。
その後、奥行知覚に異常が出たりしたのでレビーも疑われるのだが…。
今の所は鬱による一過性の認知症状ではないか?と言われているのだ。

母も82歳になる。

体はもちろんの事、脳味噌だってお疲れ気味には間違いないのだろう。。。

ばりばりせん妄?

昨日は、起きている間中せん妄の嵐だったようだ。

思わず昼にも抑肝散を栄養時に注入。

眼球がくるくると宙を泳ぎ、目の前で何かが飛び交っているようで、今日は呼び掛けても、返事をする暇もない程忙しそうなのだ。

時折、父の間近にまで急降下?してくるようで、目を見張り息をのむ場面もあるらしい({/目/}{/大汗/})


こんな事がとめどなく続くのかと心配だったが、夜は何時もの時間になったら就寝。
しっかりと眠っている。。。


本当にもうっ!!

父の中で何が起きとるんじゃぁぁぁ!!!

悩みは尽きない

昨日は往診日。
今回で三度目の正直ってことで、中止を決断。
主治医と相談の結果、アリセプトを正式?に中止した。


今までも体内の蓄積を心配して、アリセプトを休止したことがある。
けれど完全に止めてしまうのには、不安(何に対しての不安なのかは定かではないが…)
それでずっと1mgを続けて来たのだけれど…涎の副作用の他は、症状の改善の兆しは見えてこない。
なので思い切って、完全中止。


主治医からは、「もう一度ペルマックスを再開してみましょうか?」との提案もあったが、幻視が増えるようなのでお断りした。

私としては、もう一度歩いて欲しいなどと望んではいない。
確かにもう少し前には、「もう一度せめて車椅子の生活」とか「大好きなトンカツを食べさせてあげたいな〜」とか考える事もあった。
しかし今現在は、「静かに」「穏やかに」「苦しまずに」過ごさせてあげたいって思うだけなのだ。

前回も少し良い兆しがあったので、ニコリン(点滴が出来ないので筋肉注射なのだが)は続けてみようと言う事になった。
ニコリン注射に関しては、私も望むところなのでお願いした。

早速、その日の訪看の時に注射してくれた。
筋肉注射なので痛いと思うのだが、うめき声ひとつ出さない。前回の時もそうだったのだが、痛さはあまり感じていないようなのだ。


何の作用なのかは定かではないが、昼間は覚醒しているかは疑問だけれど、目を開けて体も少々動かしている。
夜はしっかりと眠っているようだし、体内時計は正常に動いているようだ。

ただあれほど低かった血圧が、最近異常に高くなるので血圧の薬が処方されている。
幻視が治まらないのは、その薬のせいなのか?
またもや悩めるこぶたなのだ。。。

アリセプトを止めて今日で6日目、涎が止まった。

喉に涎が下がってこないので、昨夜は吸引も一度きりだった。
呼吸も良好。

今朝は、小さくだが返事もしてくれる。
目も、表情も、昔の父のそれである。

すっかり衰えていた嚥下も回復の兆し。
今朝はOS1ゼリーを15mg(3口ほど)上手にゴックンができた。

諦めずにスポンジブラシでの舌のマッサージや、冷たいお茶ガーゼでの刺激を続けて来て良かったって思った。

フェルガードの効果が少しづつ出て来ているのか?

体に出ているパーキンソンニズムは進んでいるが、嚥下に関しては良いかもしれない。
誤嚥が無ければ、肺炎も発症しづらくなる。
口から食事がとれれば、脳にも刺激になるだろう。
夢がまた広がる。(過剰な夢や希望は厳禁ですが…)
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